車の整備 ~タービン~
1JZ系では定番の「東名 M8280タービン」です。
良い写真が見当たらなかったので、公式から拝借しております。
タービンって何?
エンジンに排気量以上の空気を送り込むパーツです。排気量以上の空気を送り込む事を「過給」と言います。
大雑把な言い方だと、排気量3,000ccのエンジンは、基本的には3,000ccまでしか空気を吸い込めませんが、ここにさらに1,500ccの空気を送り込むなどをします(合計で4,500cc)。
何のために必要なの?
エンジンで燃やす空気の量が多くなるほど、パワーが上がります。
燃費など気にせずパワー重視の場合、過給を増やします(過給圧を上げる事をブーストアップと言います)。
ですので、一般的には必要ないこととなります。
ターボ車であればタービンはついているので、壊れたら純正の同じものに交換するくらいです。
タービンだけ変えればいいの?
送り込む空気だけ増やしてもダメです。空気を燃やすためのガソリンの量も増やしますし、ガソリンの量などもコンピューターが制御しますので、コンピューターも書き換えや、別のコンピューターに変更などをする必要があります。
送り込む空気の量を増やしてエンジンは壊れないの?
やりすぎると壊れます。エンジンによって、だいたいこのくらいまで大丈夫、というようなノウハウが各ショップには蓄積されていますので、よくよく相談してから交換しましょう。
実際に使ってみてどうなの?
まず、TOMEIとHKSのタービンで迷いましたが、価格とパワーでこちらを選択しました。
3500回転くらいでフルブーストになり、そのままレブまで吹け上がる感触が良いです。
また、どっかんとか言われる事もありますが、全然気になりません。
アクセルを踏み込んだ時のレスポンスも良いです。
価格を考えるならM8280は最強のポン付けタービンだと思います。ウエストゲートとかが良い場合や、さらなるレスポンスが欲しい場合はほかを考えてもいいですが、特にコレというものが無ければ、最初はM8280がオススメです。
1JZはタービンを交換してからが本領発揮です。