車の整備 ~タイヤ~
ミシュラン PILOT SPORT 4Sのレビューとなります。
実際の装着イメージは、次のような感じとなります。
PILOT SPORT 4Sはどんなタイヤ?
PILOT SPORT 4Sのターゲットは、街乗り~サーキット向けのタイヤです。
POTENZAのRE-71RSなどと違い、あたたまる前から問題無いレベルのグリップを発揮します。
また、さすがはミシュランといったところで、ウェットも安心して走る事ができます。
PILOT SPORT 4との違いは?
実際に使用しての感想ですが、個人的にはPILOT SPORT 4との違いは大きいと思います。
グリップレベルも違いますが、熱が入った時のタレ具合が大きく違います。
同じようなペースで走っていて、クールダウンの際に逆バンクのコーナーを曲がる時、4Sの方はスムーズに曲がっていきますが、4の方は滑り出してアウトに膨らんでしまう事があります。
公式でも色々とうたわれており、実際にそこまで違うか?と思っていましたが、実際に違います。4と4Sは別のタイヤです。
もっと分かりやすいネーミングにしても良かったのでは?とも思います。
どんなテクノロジーなの?
公式では、次のような事が記載されています。詳しくは公式のリンクを選択して下さい。
・バイ・コンパウンド・テクノロジー
・ウルトラ・リアクティブ・トレッドパターン
・ダイナミック・レスポンス・テクノロジー
他のメーカーでもうたわれているような内容ですが、
熱への対策や接地面積の増加などのメリットがあるようです。
どんな人にオススメ?
基本的に街乗りが必須で、雨の日も安心したい人で、PILOT SPORT 4より予算が取れる人に向いています。
ライフも長めですし、ドライグリップもNEOVAレベルにはあると思います。
雪道やアイスバーンなどのスタッドレス向け以外に、万能な性能のタイヤが欲しければ、コレがオススメです。
しかし値段は高いので、そこが許容できるかどうかだと思います。
ココ一発のアタックに使用するのではなく、通勤などにも
使用しながら、週末にワインディングやサーキットを
楽しむ人向けです。
PILOT SPORT 4だと軽めのワインディングまで、
というイメージです。
熱が入った時の挙動がはっきりと分かるくらい違うので、
似たような名前でも別物と考えた方がいいです。