車の整備 ~ 車高調 ~
HKS 車高調 HIPERMAX IV GTのインプレなどになります。
車高調とは?
車高調整式サスペンションの略で、通常は車高調と
呼ばれています。
これは車の車高を調整できるパーツで、車高を上げたり
下げたりできます。
基本的には、車高を下げる目的で使われることが多いです。
HKSの公式から写真を拝借しました。
こちらを見ると、車高調は真ん中の黒い棒の部分(ダンパー)と
白いバネの部分(スプリング)があり、
スプリングのバネレート(バネの硬さ)を上げると、
段差を乗り越えた時に、車が跳ねるようになったりします。
反面、バネレートを上げると、コーナリング中に車が
踏ん張るようになり、安定感が増します。
また、ダンパー部分の減衰を調整することで、乗り味を
固めに調整したり、柔らかめに調整したりできます。
スプリングレートで基本的な硬さを決め、ダンパーで
調整するようなイメージとなります。
最近では、ダンパーの調整は32段階の調整ができるような
パーツも多く出ています。
調整できる段階が多ければいいわけではありませんが、
購入時の目安の一つとするといいと思います。
交換するメリットは?
基本的に目的が無ければ、交換することは不要です。
交換する目的としては、
・ローダウンして見た目を変えたい
・足を固めてコーナリングの時の安定感を増したい
などがあります。
目的がない場合は、耐久性の面からも純正が一番ですので、
無理に変更する必要はありません。
目的に沿った形であれば、ローダウンして見た感じを変化させる
ことも可能ですし、スプリングを固めることでコーナリングの時の
車の姿勢を安定させることもできます。
どんな種類があるのか?
主に「複筒式」と「単筒式」があります。
こちらの違いの説明は、TEINのページがわかりやすいので、
下の方にリンクを貼っておきます。
レースなどを目的とする場合は単筒式、乗り味の変化やローダウン
が目的なら複筒式の方がいいと思います。
実際に使ってみてどう?
インプレとなりますが、正直素晴らしいの一言です。
Z33でも使っていましたが、T社よりいいと思います。
速さを目的として使っている目線での感覚ですが、
具体的には、コーナリング時の足の粘り方がよく、
タイヤの設置状況が非常に安定していて、さすがにレースを
知り尽くしている会社だと思います。
また、へたりにくく、キィキィ音がすることもありません。
見た目も美しく、コストパフォーマンスも優れていると思います。
また、ロールセンターアダプターと組み合わせると、さらに良さが
強調されると思います。
乗り心地もよく、普段使いにも影響は少ないと思います。